台灣の文化
台湾では観音様やお釈迦様など、神様の誕生日にはピンク色の
饅頭を食べるのが一般的です。
饅頭は桃の形と乳房の形が有ります。桃の形は誕生日のお祝いと
長生きの祈願を意味します。乳房の形は円満を意味します。
台湾では端午の節句(旧暦の5月5日)にちまきを食べます。粽は豚肉やシイタケ、ピーナッツなどが入った「肉粽」とアンコなどが入った甘い粽があります。「肉粽」は作り方で分けられ、竹の皮で包んでから蒸して作る台湾北部の「北粽」と、煮て作る南部の「南粽」があります。
旧暦の8月15日は台湾、中国の中秋節です。この中秋節では月を見ながら月餅と柚子を食べます。
台湾で冬至といえば、「湯圓(タンユェン)」、すなわち紅白の団子を食べることになっています。円いお団子は、一家団欒や、円満の象徴です、台湾では「冬至だんごを食べると一歳年を取る」と言われています。
台湾には婚約式が有って、引き出物として「訂婚喜餅」が配られます。写真では左側が「雙喜」、右側がクッキーです。最近はクッキーだけの場合も多いです。